骨盤矯正だけではもう古い! セッションで元の体に戻る!
当院では、昔からすたれない日本の整体技術を基礎にして、最新の欧米の研究を臨床に取り入れてきました。そこから、骨盤だけを矯正したり、ベルトを巻くだけでは、とうてい元のお体に戻ることはできないと分かってきました。
骨盤の矯正時代
当院がここにできたのは、10年以上前、当時は骨盤矯正という言葉はあまり浸透していませんでした。その頃から、産後の方へ骨盤矯正を施術して参りました。
たしかにズボンは入るようになり、広がった骨盤は閉じているように感じるのですが、それなベルトを巻いていたらいいのではないのか?という疑問を持つようになります。ですが、ベルトを巻いていたのに痛みで悩んで当院にいらっしゃる方、ベルトを巻いているのにズボンが入らない方もいらっしゃいますので、矯正には意味があると思っていました。
どうしても治らない!
骨盤が閉じることが骨盤矯正で、産後のケアだと理解していた当初、どうしても腰の反りが治らなくて腰痛で悩まさていたママがいたり、産後に猫背になったと訴えられても「授乳の姿勢が悪かったのでは?」と思っていました。ただ、心の底では「何かおかしい」、骨盤だけではない変化がもっとママさんたちの中で起こっているではないのか、と思うようになっていきました。
欧米の研究にあった!
そこで、産後特有の変化を戻すには、骨盤矯正だけでは足りないものを感じて、欧米の最先端の方法をインターネットで探すようになりました。英語ですので、日本語を読むようには早くはないですが、もともと海外生活の経験がありましたので、専門用語さえ理解できれば分かります。
そこで目にしたものは、日本のやり方とは全く違った、医学に根差した本物のケアでした。そこには骨盤が「開く」「閉じる」といったような単純なものではなく、高度に分析した方法論が存在していたのです。下の図でもお分かりの通り、骨盤は変化の一部で、背骨、脚部、肩甲骨、各筋肉などすべてが変化するのが産後のママのお体でした。変化のうちで骨盤が占める割合はむしろ少なく、それ以外のものが大半を占めていたのです。
これはいかん!と骨盤矯正で産後のママのお体を治した気になっていた自分に反省をして、海外のセラピストとやりとりしたり、論文を読んだり、しばらくはママさんの受け入れをしませんでした。
自分で動くのが大切!
さて、情報は十分手に入りました。しかし、これをどのように効率的にママさんに浸透させていこうか考えました。
施術者が矯正をして影響を与えられる部分と、ママさんご自身が意識していかなければいけない部分があるのです。
生活は毎日です。毎日の体の使い方が体に影響します。ですので、日々の意識が大切になる部分がありました。
産後ビジネスには気を付けて!
しかし、巷には「産後の体操」や「産後ケア」と称して、産後にしてはいけない動きをガンガンさせている、間違った方法論があふれていました。ママさんが読むような専門的ではない産後のケアの本を多数取り寄せて、目を通しました。やはり、産後の変化を悪化させるようなことが書かれていました。
いちいち私たちが「この運動はいい」「あの運動はだめ」と、産後のママさんたちに指示できればいいですが、実際問題としてそんな時間はありません。
セッションが完成!
そこで、ママさん達にも「正しい知識」を身につけていただければ、巷にある間違ったエクササイズを自ら避けることができて、悪化させられることはなくなるのでは、と考えました。
そこでセッション形式にして、この知識を浸透させようと考えました。セッションでは座学と実技の2パートに分かれています。座学では「自分のお体の変化」を中心に勉強していただき、「危険なエクササイズ」を自分で見分けられるようになっていただきます。実技では「正しいエクササイズ」と「日常の意識」を身につけていただきます。体の働きを根本から理解していただきます。ヨガでもない、体操でもない、ちゃんとした医学に基づいて開発されたプログラムです。お腹を平らにする筋肉の動かし方、骨盤の安定性を獲得する方法、呼吸で腰痛を防ぐ方法など、本格的なエクササイズをセッションを通じて体得していただきます。
理想の産後ケアが始動
このようにして、もとからあった骨盤矯正の技術と「セッション」という他の整骨院、接骨院、治療院などにはない、医学を元にした頭脳エクササイズで理想の産後ケアができあがりました。
この施術とセッションを通じて、元のお体に戻っていただくため、スタッフは日々研究を重ねております。
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