仙腸関節の痛み

仙腸関節とは

 仙腸関節とは骨盤の中にある関節です。下の絵を見てください。骨盤を後ろから(上図)と前から(下図)の図があります。それぞれの絵の中にある矢印の先が仙腸関節です。


後ろから見た骨盤骨


前から見た骨盤骨


このようなことはないですか?
 動こうとしたら骨盤がグラグラする感じがある。
 ずっと座っていたり、動くとお尻の少し上辺りが痛くなる。
 ぎっくり腰になってしまった。
 産後このような方は、仙腸関節が悪くなっているかもしれませんよ。
動く?動かない?
 仙腸関節は「動かない」という説と、「動く」という説があります。昔は動かないと言う研究者が多かったのですが、最近では動くと証明されていて、動く説が常識のようになっています。
最重要関節
 この仙腸関節は仙骨(腰椎の下の逆三角形の骨)の両側について、上半身の重みを受けています。そして、太ももの骨(大腿骨)による地面からの突き上げる力も受けています。この仙腸関節は上半身と下半身のつなぎめでもある人間の身体では最重要関節です。
AKAという治療法
 ほとんどの障害は仙腸関節の機能不全(ひっかかりのようなもの)が原因である、という治療法があります。AKAと言います。この治療法の理論では、首でも足首でもどこでも仙腸関節が痛みや障害の原因だとして、この関節を調整することから始まります。
ゆるむと障害につながる
 この仙腸関節はほとんど動きません。それがゆえに、妊娠中にリラキシンというホルモンにより、体の靭帯が緩くなるとこの仙腸関節も例にもれずゆるくなります。妊娠中から痛みが出る方もいらっしゃいますが、産後にこの関節の周囲に痛みを訴える方もいらっしゃいます。
ゆるんだ関節を戻す
 緩んだ関節はマッサージやモビリゼーションのような関節を動かす施術では戻りません。ベルトでしっかり締めて、まずは安定させましょう。ゆくゆくベルトを外しても大丈夫になるよう、しっかりサポートできる筋肉を鍛えておくのです。
セッションが不可欠
 当院のセッションはこのような障害に対して有効なエクササイズをご用意しています。それがセッションです。
理想のお体へ
 みなさんが手に入れたい姿勢や身体は、一時的なものではないはずです。1年、3年、5年、10年後もちゃんとした姿勢、痛みのない体を維持したいとお考えのはずです。そのためには、延々と治療院や整骨院等の医療機関に通うのではなく、ご自身で知識を身につけて、日頃から意識して姿勢を取ることが一番の健康維持になるのです。
 ですので、当院では産後ケアセッションという機会を通じて、皆様に本当に健康な、美しい体になる方法をご提供しています。


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