【自律神経】自分を抑え込むと不定愁訴のオンパレードになる ~三田市|西宮市|神戸市の整体・整骨~
局所と全体。
局所からの視点だけで見ていると、全体を見れなくなり、その疾患や症状の原因が違うところにある場合、治療は泥沼にハマって、一番起きてほしくない「いつまでも治らない」ということが起こります。まさに木を見て森を見ず、です。
時に人はさまざまな症状を抱え込むことがあります。
肩こりで、、、、
首が痛くて、、、
腰がだるくて、、、
これらは多い愁訴です。他に、
頭が痛い、、、
手が震える、、、
足が前に出にくい、、、
めまいがする、、、
耳鳴りがする、、、
などもあります。
西洋医学ではこれらの愁訴から、いきなり絞り込んでいきます。整骨や鍼灸、整体も同じようなものでしょう。
ですから、他の症状が見えてこないのです。その結果、なかなか治らない、、、。
例えば、運動器の愁訴でいらした方も、よくよく話を聞けばその運動器の愁訴以外にも内科系の問題を持っている方がいらっしゃいます。
さらに、一つや二つの愁訴ならいいのですが、肩や首のこりから始まり、めまい、耳鳴り、頭痛、食欲不振、疲れ、腰痛、胸悶など多彩な症状が出てくる方もいらっしゃいます。
これら一つ一つを追いかけますか?
一つ一つに対する薬を飲みますか? それこそ薬害になります。
こんなに愁訴があれば、メンタルもふさぎ込みます。そこで抗うつ薬を飲みますか?
そんなことをすれば、ますます泥沼にはまりかねません。
そもそも、愁訴が複数になり、多彩な症状を呈すことは人の体のメカニズムからするとおかしいです。
愁訴が最初に始まったのはいつで、どの愁訴から始まったのか?
その愁訴が起こる前には何をしていたのか?
それをしっかりと突き詰めないと、ただ硬いから揉む、耳鳴りだから耳に鍼を打つ、頭が痛いから頭痛薬を飲むことをしたところで、いたちごっこです。
こんなことをしただけで治るのは軽傷の軽傷、自然治癒力で治る人です。
根が深いと、原因が取れなければ症状は一時的に取れた気がしますが、またぶり返します。
病院で精密な検査をしても原因が分からない多彩な症状を呈する時、身体では何が起こっているのでしょうか?
患者さん自身はご自身を「異常」だと思っているかもしれませんが、安心してください。
「あなたの体は正常です」
なぜそう言えるのでしょうか? これだけおかしな症状が体中に出るのになぜ「正常」だと言えるのか?
それは「あなたの体が何とかしてあなたの活動を止めようとしている」からです。
このままの状態を続ければ危険であると、身体は教えてくれているのです。
むしろ、健康だと言えます。危険を知らせるアラームが正常に働いているのですからね。
では、なぜこのようなアラームが鳴るのでしょうか?
人の先祖はサルらしいです。二足歩行の前は四つ足動物でした。その前は、、、。
人もまた下等動物だったのですね。下等動物だった時の「本能」の脳も人間は持ち合わせています。
ところが、人は「知性」や「理性」を自身の中で発達させてきました。
この「知性」や「理性」がやっかいなのです。
「理性」VS「本能」
完全に負けます(笑)
この闘いが繰り広げられます。ダイエット中に「食べてはいけない(理性)」ことは分かっているのに気づいたら「食べてている(本能)」ことはないですか?
これは本能に理性が負けた状態です。
では、逆に死刑囚の死刑執行ボタンを押す仕事をしていると仮定します。
毎日、毎日押したくないボタンを押さなければいけません。仕事ですから。「押したくない(本能)」のに「押さないといけない(理性)」から押します。
これは本能を理性が抑え込んだ状態と言えます。
みなさんはどこかで深層心理のほうが何千倍も顕在意識よりパワーがあるって聞いたことはないですか?
つまり、理性が本能を抑え込んでも、本能にはすごいパワーがあります。
そこで抑え込まれた本能は何かしらの徴候を示してきます。今の状態は良くないぞ、と。
それで眠れなくなったり、頭が痛くなったり、めまいがしてきたり、、、。
病院へ行って検査をしても別段病気ではない、と言われる。
そこで不定愁訴を止める薬をもらう。これで治ると思いますか?
本能にはすごいパワーがあるのですよ。たかが薬でそのパワーに勝てると思いますか?
薬でそのパワーを抑え込み続ければどうなるか分かりますか?
どんどん本能からの訴えが続きます。つまり、不定愁訴のオンパレードになるわけです。
ですから、一番しなければいけないのは、本能に耳を傾けることです。
本来の自分をきちんと見つめて、その声に従ってあげることなのです。
本来の自分を取り戻せれば、愁訴は立ちどころに消えていきます。
なぜかって?
そもそも、あなたは何も問題はないのです。薬など必要なかったのです。
ちゃんとアラームがなる正常な体なのですから。
当院では愁訴がない状態へと導くお手伝いをしております。
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