【改善症例】第1指 ばね指 Sさん ~三田市 | 西宮市 | 神戸市の整体・整骨・鍼灸~

【改善症例】第1指 ばね指 Sさん

Sさん
40代
女性

 左第1指のMP関節にひっかかり感があり、指の屈伸でひっかかると痛みがある。整形外科を受診したら「ばね指」と言われた。注射もできますよ、と医師に言われたが嫌だから断ったらしい。

 触診すると、左第1MP関節掌側に大きな腫瘤が触れる。圧痛あり。間違いなく、ばね指である。

【治療戦略】
 第1指の力学的伝達ラインである前腕橈側~上腕外側に向けて、スパイラルラインが乱れているので、その伝達をスムーズにするように、神経筋促通を行う。

〇手関節屈曲
〇肘関節伸展
〇肩甲骨内転

【治療結果】
 神経筋の促通5分後に症状が消失。患部にはまったく触れていない。マッサージもストレッチも電気や鍼など、何もしていない。冒頭の絵だけを見ていても、ばね指の本当の臨床像は見えてこない。

〇治療前 10 → 治療後 0

 筋促通後、症状消失。「ひっかかりがなくなった」と驚かれていた。

【考察】
 ばね指の腫瘤部にステロイド注射を打ったり、手術で腱鞘を切り開くといったようなことをしなくても、筋肉のバランスを整えるだけで、ひっかかりは取れる。

 つまり、腫瘤部にかかるストレスは、母指の屈筋腱だけではない、むしろそれは少ないのではないか、ということになる。

 よく「使いすぎ」で悪くなったと医師に言われたと患者さんは訴える。ただその後「ずっと同じような生活で、使い過ぎた覚えはないのになぁ」という言葉が付け加えられる。

 腱鞘炎・ばね指は「使い過ぎ」が原因だと言われるが、本当の「使い過ぎ」によるものは、患者さんが自覚しているので、それを辞めれば勝手に治る。だから、そのような患者さんは当院へはいらっしゃらない。

 たいてい、普通の暮らしをしているのに痛くなる。そこで整形外科や他の整骨院や整体に行かれる。でも良くならないので、当院へいらっしゃる。

 注射をした方、痛い場所に鍼を打った方、前腕のマッサージやストレッチをした方、サポーターをつけていた方とさまざまな方がいらっしゃる。

 ただ、どれも良くなりにくい。

 それは、体の運動伝達の構造が破綻しているのが原因なのに、その破綻を戻さずに末端だけをどうにかしようとしているからだ。

 当院では、治りにくい方が来られます。ですから、根本的なところからアプローチをして、症状消失や再発防止を行っていく。


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