【私の視点】なぜ? なぜ? なぜ? 見えてくる真の病態 ~神戸市北区、三田市、西宮市にある整体、整骨、鍼灸~
「なぜ?」
この言葉を軽視すると、出来事の真実が見えてきません。
施術者や医師が言うことに「なぜ?」をつけると真実へと近づいていきます。
例①
患者「肩がこって辛いんです」
術者「ここが張ってますね~」
このようなやり取りは多く見られます。美容室などのやり取りなら分かりますが、体のプロといえる施術者がこのような返しをして、ただ硬いところを揉んでいるのはいただけません。
☑ なぜここが張るのか?
この問いを投げかけてはじめて、肩がこる原因がおぼろげながらに見えてきます。
例②
患者「脚がしびれるんです」
医師「MRIの結果、ヘルニアになっています」
これも良くあります。ですが、これを聞いて100%の患者さんは納得します。ただ、私たちのようなコメディカルはこれを聞いてそこで終わってはいけません。
☑ なぜヘルニアになってしまったのか?
こう考えることで、椎間板を逆変形させることも不可能ではありません。また、ヘルニアにならないような動作・姿勢を指導することもできる訳です。
誰しも手術を受けたくはありませんので、もっと手術を避ける方法が広まれば、国民はより健康になることでしょう。
例③
患者「膝が痛いんです」
医師「X線の結果、変形していますね」
これも良くあるやりとりです。変形していると聞いて、そのまま受け入れるのが患者というものです。
☑ なぜ変形したのか?
これを考えることで、運動の方法や動作習慣を変えることができて、手術を避ける結果となる可能性も十分あります。
例④
患者「胸がざわざわ、ドキドキするんです」
医師「検査で微小血管狭心症かもしれませんね」
冠動脈の微小な血管による狭心症が起こることが最近では確認されています。しかし、、、
☑ なぜ微小血管で狭心症になるのか?
これも医学を駆使して考えることで、自ずとなぜそうなるのかという答えが出ます。これは予防としては重要な知識となるはずです。
このように、医師や医療関係者に何かを言われてもすぐに納得せず、「なぜ~なのか?」と自問すれば、その先にある真実が見えてきます。
こうして、私の治療法が出来上がってきたわけです。
なんでも鵜呑みにせず、一つ一つ納得いくまで疑うことは、まだまだ発展途上の医療を行う上で大切な論理思考です。
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