【私の視点】私が高齢者めまいの改善にこだわる理由 ~三田市 | 西宮市 | 神戸市 | 整体 | 鍼灸 | 整骨~

なぜ高齢者のめまいにこだわるのか?

 当院がめまいの治療を重視する、特に高齢者のめまいを防ぐための方法をたくさん持っている理由は、今までの臨床経験によるものがある。

 というのも、高齢者に多い「転倒」。

 とにかく、高齢になると転倒される方が多い。とても多い。私自身の親も自転車で転倒している。めまいでだ。

 さて、めまいによる転倒での二次的なものとは、

☑ 骨折 ※特に多く、例えば股関節の骨折、手首の骨折、脊椎の圧迫骨折などがある。
☑ 頭部外傷

 このような骨折は、そもそも転倒しなければ起こらない。転倒して、骨折して、高齢者だけに治りが悪く、入院が長く認知症が進んでしまう、、、。悪循環だ。

 圧迫骨折はそもそも治す手立てがないし、股関節の人工関節置換術をしても機能が回復するはずはない。元の状態には到底おぼつかない。

 もともと転倒していなければ、、、。転倒したばっかりに、体の機能は低下するし、最後の人生が悲惨なものとなり、家族に介護を強いることになる。

 これらは、結局めまいや平衡感覚の低下が根っことなっている。

 一瞬のふらつきが人生を変えてしまう。人工関節が入って「また歩けるね、よかったね」などと言っている場合ではない。余計な時間と労力をムダにつかったのだ。一瞬ふらついたために。

 だから、このようなことを未然に防ぐことが、本当に患者さんを救い、本当の医療につながると信じている。


 さて、高齢者はとかく薬をたくさんのんでいる人がいる。

☑ 高血圧
☑ 高血糖
☑ 脂質異常症

 これらの症状に対する薬だけで、日本における年間で、いったいどれくらいの医療費になっているのだろうか? さらに、、、

☑ 各種痛み止め

 最近の痛み止めは末端の発痛物質抑制だけではなく、中枢神経に働きかけるものがある。これらには副作用としてめまいが必ず書いてあるはずだ。

 これらの薬はそれぞれの役割があり、それぞれの目的を達成するのには有効であるが、副作用が問題になる。めまいだ。

 さらに、高齢になると健康であっても神経機能が低下する。

☑ 前庭機能の機能低下
☑ 前庭動眼反射の機能低下
☑ 小脳の機能低下
☑ 体性感覚の機能低下

 これらの機能が低下することで、バランスを取りにくくなる。そこで、運動せよ!動け!となるのだ。

 もちろん運動すること、たとえば外を散歩したり、デイサービスで体操したり、いろんな運動があるが、耳への刺激を積極的に行う体操はできているのだろうか?

 今まで、ふらついて転倒して、一気にQOLやADLの低下を招いて、最後の人生が残念なものとなってしまった、そして無駄に医療費を使うことになった方々をたくさん見てきた。

 もちろん、同じように医療費を使うなら元気になってほしい。明るく元の動ける身体になってほしい。

 でも、結果はそうにはならない。医療費を使えば使うほど、体は悪くなる。
 
 だから、せめて転倒しないような身体でいてもらいたい。人生、最後の最後まで「転倒」でダメにならないよう、平衡感覚を維持して欲しい。

 そのため、国内・国外を問わず、いろんな論文に目を通して、今の平衡覚の治療に関する知見を通して、みなさんに健康を提供している。



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