【私の視点】オスグッド、ジャンパー膝? あなたのしている治療は40年以上前の昭和ですよ。 ~~三田市|西宮市|神戸市の整体・整骨・鍼灸~

オスグッド病

夏休みにクラブ活動の運動量が増えて、体に負担が溜まってきている時期だと思います。

いろんな障害が出ると思いますが、その中でも膝の下に痛みを感じる人はいませんか?

3つの膝中心の痛み

よくある膝の痛みで、中心ラインで感じる障害が3つあります。

⑴ お皿の骨の下端なら「シンディング・ラーセン・ヨハンソン病」と言われます。

⑵ お皿の骨の下の柔らかい膝蓋靭帯と呼ばれるところなら「ジャンパー膝」と言われます。

⑶ さらに下のすねの骨のところが痛むと「オスグッド」と言われるのです。

これはそれぞれの場所の特性がありますが、ライン上は同じ位置にありますので、同じ原因で発生すると考えていいと思います。

昭和的、間違ったオスグッド治療

みなさんは

「太ももの前の筋肉が引っ張って痛いんだよ」

とか

「使い過ぎ、走り過ぎ、跳び過ぎ」

などと言われたことはありませんか?

もちろん、これらは原因ではありません。痛みの引き金になっているにすぎません。治すにはもっと深く人の体を見ないといけません。

そして、

「練習を休まないと治らない」

とか

「成長が止まらないと治らない」

といったがっくりくるような心ない言葉を浴びせられたことはありませんか? こんなのはアドバイスのようで、全くアドバイスにはなっていません。治療を放棄したようなものです。

でも、安心してください。これらの言葉は大間違いです。

何もしなければそうかもしれません。しかし、ちゃんと施術をすれば改善します。

治らないのは、急性症状しか治療していないから

そこで「ちゃんとした施術とは?」と思いますよね?

このオスグッドを代表としたスポーツ障害は、急性と慢性が混在します。

練習をして「痛い!」と感じる、その時に当該組織が損傷をしています。この部分は急性症状と言えます。

ですから、アイシングや安静などが有効です。練習後、痛みを感じるなら、十分にアイシングして患部の関節にある上下の筋肉をあまり使わないように安静にしましょう。

ところが、安静にして痛みが引いたのに、練習をするとまた痛くなりませんか?

この「休んでいたら痛みがなくなるけど、練習をしたらまた痛い」という状態が慢性化です。

では、なぜまた痛くなるのでしょうか?

それは「痛みを出す動き」をしているからです。

これを言うと、

「やっぱり練習がいけないんだ」

とか、

「ジャンプのしすぎなんだ」

などとお思いかもしれませんが、これは多くの人が誤解するパターンです。

治らない核心とは

ここから核心に迫ります。

「練習」自体が悪いのではありません。

「動き」の質が悪いのです。動き方が悪いのです。わざとではないにしても、自分で痛みが出るような動き方をしているのです。


原因は動きの質です


スポーツを行うとき、正しいフォームというものがありますね。そのフォームはなぜ「正しい」と思いますか?

「正しい姿勢」とは体の各関節が協調し、連動して効率よく筋肉を働かせて動ける姿勢なのです。

その結果、的確な、素早い、力強いパフォーマンスにつながるのです。

それと同時に、障害は慢性化しにくくなるのです。

ジャンパー膝オスグッドになる子供たちは、正しい動きが出来ていません。

同じようにジャンプしても、一連のジャンプ動作を見ていると、痛みがある子とない子では全然違いますよ。

正しい動きができるようになれば、痛みを出す原因がなくなりますので、痛みは勝手に引いていきます。

あなたが今、行っている処置や治療は以下ではありませんか?

✓ 電気
✓ テーピング
✓ 装具やサポーター、ベルト
✓ 太もものマッサージ
✓ 太もものストレッチ
✓ シップや痛み止め

こんな昭和的な治療な治療では、治りはイマイチでしょう。

今は令和です。

治療法はどんどん変化して、治療成績はぐんぐん上がってきています。



動きの質の改造です

当院では、動きの質を改造することで、オスグッドジャンパー膝のそもそもの原因を取り除きます。

もし、オスグッドジャンパー膝を持っていて、近所の医療機関で良くならないという方がいらっしゃいましたら、一度ご相談ください。



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