【起立性調節障害】「塩分摂れ摂れ!」で大丈夫? ―乱暴で効き目なしのアドバイス―

塩分摂って大丈夫?

起立性調節障害で血圧が上がらないことに対して、こんなアドバイスがあります。

塩分を多く摂れ!

また

味の濃い食べものを食べろ!

これ、本当にいいのでしょうか?


塩を摂り過ぎると・・・

塩分過多の飲食をすると、血中の塩分濃度が上昇して水分を欲します。

ごくごく水を飲んだら、血管がパンパンに膨れて「血圧上昇」が起こります。

塩分過多で問題なのは

⑴ 高血圧
⑵ 腎臓
⑶ 心臓

です。

塩分で血圧を上げようとするのは、⑵の腎臓にかなりの負担をかけます。Na濃度の調節を腎臓がしていますから。

そしてパンパンになった血管へ血液を循環させるための心臓にも負担がかなりかかります。

こんなこと、子供にさせますか?

塩分過多が有効なのは、

〇 塩分がそもそも不足していて
〇 体内水分量が不足している

という場合で、血圧が上がらずに起立性調節障害になっている場合に限って、有効です。

ですが、上記の原因は無理やり書いたので、このようなことはありません。

ですから、「塩分摂れ摂れ」で良くならないのです。


塩分過多でも、なぜ血圧が上がらないの?

塩分過多にしても、弾力のある若者の血管は水分過多となったとしても、それを緩衝します。

そして、急いでNaを出して体内水分量を適正な水準に保とうとします。

つまり、塩分なんか摂ったところで、身体はちゃんと適正に保とうとするのです。

つまり、水分が適正なのに、無理にNaをたくさん入れても、体にはかなわないということです。

中年以降なら、動脈硬化が進んで、水分増を緩衝できなくなります。その反対をすればいいという、短絡的な考えです。子供を何だと思っているのでしょうか。

このような不毛なアドバイスがネットのいたるところに書かれています。

書いている人は自分でやったことがあるのでしょうか?

やってみて、本当にこれで解決したのでしょうか?

聞いてみたいところです。

これらを見ても分かるように、最新医学で起立性調節障害の原因は「不明」とされているので、どうしようもないアドバイスしかできなくなっているのです。

当院ではこんな不毛なことは一切しませんので、ご安心ください。



メールでのご相談

 ご自身の症状について疑問があればメールを使ってご質問ください。メールでは、どんなセルフケアをしたほうがいいかなど、具体的な内容には答えられませんので、ご了承ください。


受付時間日・祝
午前(9:00 ~ 12:00)×
午後(16:00 ~ 20:00)×××


℡ボタン 「ホームページを見て」今すぐお電話ください

a:197 t:2 y:0