【私の視点】テニス肘(上腕骨外側上顆炎)は複合アプローチ ~三田市|西宮市|神戸市の整体・整骨・鍼灸~
肘で痛いといって来院されるのに多いのは、外側の痛みです。たいていは整形外科や他の整骨院で治療をしているが、良くならないというクレームを持って来られます。
これは俗に「テニス肘」と言われるものですが、特にテニスをしていなくても痛みが出ます。
医学的には「上腕骨外側上顆炎」という名称です。
とにかく、肘の外側にある骨の出っ張りのところや、その周りが痛みます。なかなか痛みは取れにくいのが特徴です。
手のひらを下に向けて物を持つと痛みます。
拳をぎゅーっと握っても痛みが出ます。
さて、このテニス肘はケガというより、だんだん痛くなるような障害です。
ですから、日常生活やスポーツの練習などでだんだんと痛くなるのです。
何らかのグキッというような強烈な衝撃が加わって起こることは珍しく、たいていは少しずつ、少しずつのストレス負荷が痛みを引き起こします。
だったら・・・
スポーツの練習や負荷をかけているお仕事を休めば痛みはマシになります。でも再開すればまた痛みます。
日常生活を休めば・・・って日常生活などは休めませんよね。
では、どこに痛みを引き起こす原因があるのでしょうか?
三つあります。
⑴ 組織の脆弱性
⑵ 運動連鎖による過負荷
⑶ 神経炎症
これら三つにアプローチしていますか?
整形外科でただ注射やシップをしてるだけでではありませんか?
整骨院でストレッチをしろと言われてやっているけどなかなか痛みが取れなくはないですか?
腕の筋肉をマッサージしているだけでは痛みの改善は難しいですよ。
電気を当てて良くなりますか???
そして、そもそも外側上顆炎になったのは、屈筋群と伸筋群の乱れです。これらの筋群のコーディネーションが取れていないと、腱炎が発生します。
では、なぜコーディネーションが崩れたのか?
姿勢? 筋肉が硬い? ヘタな打ち方? 骨盤の歪み?
すべて違います。
大脳にあるモーターコントロールの機能低下です。
そして、その機能低下を元に戻さないといけません。
もし、なかなか取れない肘の痛みでお悩みでしたら、一度ご相談ください。
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