【代表が思う今】医薬ビジネスのカモにならないための知識 ~ロックフェラーがもたらした功罪~

つれづれなるメッセージ 20230504

このコラムは不定期に心に移り行くことを、当てもなくダラダラと綴ったものです。

どんな施術者か? どんな人間か?

私たちの仕事は、みなさまの大切なお体に触れる仕事です。

他人の体に触れる仕事なんて、普通はあまりありませんよね。

ですから、治療技術や治療法うんぬん以前に、どんな人間が自分の体を触れて治療するのか、という疑問に少しでもお答えし、不安をなくしてからいらっしゃることができるよう、このようなコラムを書いています。

どうかご参考にしてください。


「シップ」や「薬」で「治る」? それはありえない話

 みなさんはこんな風に「治る」という言葉を使っていません?

「シップを貼って腰が治った!」
「あの風邪薬で風邪が治った!」

 よく聞く言葉ですね。

 でも、そんなことはありえないんです。

 腰に痛みが出て、良くなったのはシップのおかげではありません。湿布は痛みをごまかすもので、痛みを出さなくするものではないからです。

 腰の筋肉の状態を元に戻すのは、本来私たちに備わった自然治癒力です。

 また、「薬を飲んで風邪が治った」ともよく言います。

 これも全く同じことです。

 私たちの自然治癒力で風邪の細菌やウイルスを退治しているのです。免疫です。

「でも、お医者さんから風邪薬を処方されますよ!」

 みなさんはこんな風に言うかもしれません。
 
 でも、治す薬ではないんです。症状を表面的に止めるだけの薬です。原因は取れませんので、病気を治しているわけではないのです。

 ですから、薬やシップで「治る」なんてことはありえない話なのです。


西洋医学の薬って、石油からできている化学物質です

 恐ろしい話をお書きします。

 とても恐ろしい。

 なぜ、今の病院で行われている医療が、病気の根っこを治さなくて、ただ「症状を抑える」ようなことばかりするようになったのか、、、。

 この事情には歴史的経緯があります。

 John D. Rockefeller

 この名前をご存じでしょうか? 石油王のロックフェラーです。

 彼は自身の石油販売の分野を増やすために、医薬業界に着目したのです。

 病院が出す薬が、天然のものからできていると思いますか?

 石油からできているものがほとんどですよ。天然成分なんて皆無です。

 石油を売る販路を広げるために、ロックフェラーは医薬を利用したのです。

 さすがに今のアメリカからは想像できませんが、アメリカにも昔は自然療法があったんですよ。

 天然のハーブや身近な食べ物で病気を治すという健康法があったんです。

 ただ、ロックフェラーがそれら自然療法を排斥・弾圧したことで、本当に健康へと導く自然療法がなくなっていったのです。


お金の力で失われた貴重な自然療法

 ロックフェラーは石油を売るために、医薬に着目しました。単に石油を売るよりも、医薬品に加工すると単価が飛躍的に上がったのです。

 さて、どうやって化学薬品の薬が広まるようにしたのでしょうか?

 それはお金の力で薬局を買収していったのです。Rockefeller Medicineを販売しない薬局を排除していきました。

 その後、自然療法を排斥するために Rockefeller Institute for Medical Research を設立して、

✓ メディア(新聞)を買収し、
✓ メディアで自身の石油化学薬品を宣伝し、
✓ 自然療法を行う医科大に補助金を出さないようにした
✓ その結果、当時160校あった医科大が66校まで減った

 自然療法を教える医科大は閉鎖へ追い込まれたのです。今日本の医学部も自然療法を教えるカリキュラムは皆無です。
 
 このようにして、昔ながらの本当に健康へと導いてくれる自然療法をなくしていったのです。

 恐ろしい話です。お金の力で自分の懐を肥やすためだけに、石油製品を人間に飲ませるようにしたのですから。

 そしてさらに狡猾なのは、ロックフェラー自身は自然療法で健康を維持していたのですから。


石油薬品の宣伝を見た患者は・・・

 患者さんは何も知りません。

 新聞やテレビでロックフェラーの石油薬が宣伝されているのをみて、

「テレビで見たあの薬を出してくれ」

 病院でそう言います。

 すると、医者はロックフェラーの薬を患者に出さなければ、病院の経営が成り立ちません。

 石油薬を出すしかないのです。

 このようにして、ロックフェラーは石油化学薬品が唯一の「治療法」だという考えを定着させていったのです。医者もそう思い込まされています。 

 もちろん、石油化学薬品に効果がないという訳ではありません。むしろ対症療法的な効果は絶大です。

✓ 喘息でゲホゲホして、苦しそうな子どもに吸入薬を入れると、すーっと発作がおさまります。

✓ 肌がかゆくて、かゆくてかきむしって、血が出て夜中に寝られない子どもに、ステロイド軟膏を塗ると、かゆみがおさまって寝られます。

✓ 血液検査で高血圧、高脂血症だと言われて、薬を飲むと数値が下がります。

 このように、症状だけを止めるなら効果は絶大なので、それも相まって人々に受け入れられていったのです。


症状は止めるが、、、健康は悪くなる

 表面的な症状を止めることにかけては素晴らしい効果を発揮するのが石油化学薬品です。

 ただし、恐ろしいことが二つあります。

✓ 原因は一向に良くならない

✓ 薬の副作用がある

 これら負の面が落とした影を、もう十分に私たちは実感しています。

 みなさん、こんな風に思っていませんか?

✓ 「なんで薬がいらなくならないんだろう?」

 そうです。延々薬漬けにされることに、嫌気がさしてくるのです。

 そうこうしている間に、病気の原因はほったらかしなので、どんどん悪くなっていきます。

 みなさんも、高齢者が何錠もの薬を朝から朝食代わりに飲んでいる光景を見たことがあるでしょう。

 ステロイドなどは副作用に苦しむ薬の代表格です。

 このように、薬を使い続けることは、原因がどんどん悪化し、そして副作用で悩まされることになるのです。

 何も健康にはしていません。どんどん悪化していきます。


日本の病院は病人がいなくなるとたちまち倒産する

 戦前、日本にも素晴らしい自然療法がありました。人は健康になるために、石油化学薬品などには頼らなくてもよかったのです。

 ところが、GHQの支配下、日本に石油化学薬品を買わせるために、日本の自然療法を排斥して、当時アメリカで席捲していた石油化学薬品中心の医学がそっくりそのまま入ってきたのです。

 ここから「治らない医学」が日本で医療の中心となります。

 症状は抑えることはできるが、根本的に病気を治せない。

 しかし、これもまた資本主義経済に飲み込まれている医療には都合がよかったのです。

 商売はリピートで成り立ちます。

 病気が治らず、延々と薬を買いに来てくれる患者がいれば、病院経営が安定します。

 日本の医療制度の下では、根本的に治せば患者は来なくなり、診療報酬が入ってこなくなります。

 すると経営が悪化します。倒産にもなりかねません。

 逆に、病気を根本から治してはいけないのです。表面上の症状だけを抑えて、延々と通院させれば経営が安定するのです。

 基本的にこのような仕組みで成り立っています。

 ゆえに、病人がいなくなればたちまち経営が破綻していきます。

 ですから、病気が根本的に治ると困るのです。病人がいなくなると路頭に迷うのです。

 医師の本音(意識してか無意識かは知りませんが)としては、

「症状は軽くしたいが、病気は治ってほしくない」

 ということなのです。

 さすがに症状がなくならないと、「ここの病院に来ても意味がない」と患者は見切りをつけて違う病院に行くので、なんとか症状(血圧が高い、コレステロールが高いなど)だけはマシにしなければと、症状を抑えることには躍起になります。

 でも、そんなことをいくらやっても、病気は良くなりません。健康にはなりません。

 私たちはこんな医療体制の中で、「治る」を求めてさまよっているのです。

 どうでしょう? 患者さんの「治りたい」という気持ちと、医師の路頭に迷いたくないから本当のところは治ってほしくないという気持ちに、大きなミゾがありますね。


それでも「お医者様は間違ったことはしない」?

 日本の医大に入学しようとしたら、国公立だとかなりの偏差値を必要とします。

 頭のいい、つまりIQの良さが反映された試験に合格しないといけません。

 そして、6年間、さらに研修医として研鑽を積んで医師として仕事ができるようになります。

 そんなに勉強をしてきた偉い「お医者さま」がよもや間違ったことなどするはずがない、とお思いでしょうか?

 それはあまりにも無知です。

 医学部が教えているのは、「対症療法」のみです。

 医学部で学ぶのは「病気の分類」と「それによる処方」です。

 つまり、医学部で学んだこととは、どんな病気かを検査で割り出して、それに対する症状を抑える薬を出す方法なのです。

 薬でなければ手術方法です。どちらも本質は同じく対症療法です。

 この医学部教育(対症療法)の中に限って言えば、医療過誤や誤診を除けば「お医者さまは間違ったことはしてはいない」でしょう。

 現代の西洋医学は、感染症と救急に関しては素晴らしい発展を遂げました。人類に多大なる貢献したと言えるでしょう。

 ですが、根本的に健康になる、病気にならない体づくりに関しては、今の医療体制の西洋医学では何も良くなりません。だから、ますます病気の人が増えている今の現状があります。

 こんなのでは、将来医師はAIに取って代わられても不思議ではありません。

 現に今、オンライン診療ってあるじゃないですか。あれをAIにさせれば、もっと適格に正確に患者さんの主訴や状態から病気の分類を行うことでしょう。

 患者さんを目の前にして、触れたり、目の輝きを見たり、話すトーンなど、総合的に判断しないのなら、AIのほうがマシかもしれません。

 偏差値が高いからとか、医学部だからとか、そんな理由で間違ったことはしていない、と判断するのは偏差値教育の中でのコンプレックスに他なりません。

 正しいこと、間違ったことに関して、偏差値は関係ありません。


医療ビジネスのカモにならないためにできること

 ロックフェラーが自然療法を排斥したにも関わらず、自分は自然療法で健康を維持していたことは有名な話です。

 石油化学薬品は体に良くないと知っていたからです。恐ろしい話です。私腹を肥やすために、毒をばらまく。

 そのロックフェラーが石油化学薬品を全世界にばらまき始めてから100年以上経ちました。

 この世は万物流転しています。

 また自然療法への回帰の流れが来ています。インターネットやそのSNSなどで個人が情報を発信する力を得て、真実を訴える人が増えてきています。

 健康を「お医者さま」に丸投げしていた情報不足の時代とは異なり、健康は「自分で守る」ものだと考える人も増えてきています。

 もう自分の命を他人に預けるのはやめませんか?

 たとえば、高血圧や高脂血症の人で、薬を飲んでいる方は、病院で聞いてみてください。

 「この病気は治りますか?」と。

 もしその薬を飲んで治るなら、薬をやめる日が必ず来るはずです。でも、ほとんどのお医者さんは「治りません、薬を一生飲んで抑えるのです」と答えるはずです。

 そして、その病気の原因は放置のままで、次は違う薬が追加されます。

 こうやって医療ビジネスのカモにされていくのです。カモというのは、一生薬漬けにされて、お金を取られて、国家財政を自分自身で逼迫させていくのです。税金が上がり、年金は減らされます。

 すべて医療ビジネスにいいようにやられた末路です。

 病院で救急を廃止するとか、産科医になる医師が減っているとか、なぜか分かりますか?

 診療報酬が安いからです。労働に対して収益が少ない。それに比べて、延々と慢性の高血圧などの患者を抱える病院は潤います。産科や救急に比べて楽だから。

 そして、産科や救急は、人生のうちでそうそうリピートする科ではありません。

 つまり、何が言いたいかというと、病院も例にもれずリピートビジネスだということです。楽な診療でリピートさせればいいのです。

 儲けたいなら、慢性疾患の科で延々と薬を処方すればいいのです。ですから、このリピートをさせる仕組みはほんとうに巧妙に出来上がっています。

 これが今や国家財政を圧迫しているのです。

 でも、血糖値にしても、コレステロールにしても、高血圧にしても、薬など必要なく、健康にいられる方法など、インターネットや書籍を探せば山のように出てくるのですよ。

 そして、それらの方法は原因に対処するもので、薬を飲んだ時と比べればはるかに健康になれます。はるかに、です。

 情報化の時代です。いつの日か一人ひとりが正しい情報を手にして、病院には限りなくお世話にならないように生きていく時代が来るでしょう。

 医療費が国家財政を債務超過にしている一因になっていることもご存じでしょう。

 このことを考えても、自分で情報をつかんで、自分の頭で考えて、健康を手にしやすい時代がやってきています。

 これからますます本当の健康を求める人々は増えてくるでしょう。

 当院はその本当の健康へ向けてみなさまのお手伝いをしています。

【後記】
 ただ、一部、ごくごく一部の医師の方達は、今書いてきた矛盾や間違いに気付いて、ご自身なりに健康への探究をされています。尊敬に値する医師です。

 その方達が書かれた書籍は書店のいたるところに置いてあります。

 ですから、ぜひその方達の書籍を手に取って読んでください。あなたの健康がそれをきっかけに良くなるかもしれません。

 そのような素晴らしい医師かどうかの見極めは、

✓ 薬や手術を勧めていない
✓ 既存の医学をあまり良く思っていない
✓ ちゃんとリサーチに基づいて書籍を書いている

 この3点の視点から書かれていることです。

ひとり一人をみつめる医療


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