【症例紹介】膝痛、シップ、ロキソニン・・・ ~三田市|西宮市|神戸市の整体・整骨・鍼灸~
今回は60代女性の膝痛、股関節痛です。
年末に歩き回って、膝に痛みが出てきました。
その後に股関節にも痛みが出てきました。
そして近所に最近できた新しい整形外科に行って、結局当院へ来られました。
そして1回で改善して感動されてました。
なぜそのようなことが起こるのでしょうか。
膝痛、シップ、ロキソニン
昔、「部屋とワイシャツと私」という歌があるのを思い出しました。
というのも、今回の方は膝が痛いといって整形外科に行って、レントゲンでは異常なし。
シップとロキソニンで様子を見ましょう、と。
そこの整形外科に付属のリハビリでPTにリハビリをしてもらったけど、膝の状態の詳細を訴えても「ふ~ん」で終わり。
これって、医師もPTも「分からない」ということを表しているのです。
そこで「整形と湿布とロキソニン♬」と歌ってみましたが、語呂が合わなさ過ぎて、、、。
「膝を伸ばすとめり込んでいるような感じ」
その方は立った状態で膝を伸ばしてこう言いました。
「膝が中へめり込むような感じなんです」
視診でも分かります。
めり込んで行っている感じが。
そして、めり込むのを防ぐ施術を数分行うと、あっという間にめり込まなくなります。
ここでめり込む原因ははっきりしました。
「膝蓋下脂肪体」です。
そしてその後さらに数分施術を行うと、すっきり何もめり込みません。
患者さんが訴えることに真摯に耳を傾けない医療者
患者さんが訴えることは100%正しいと思います。
いや、間違っていることもあるじゃないか、と言われます。
それはもっと大きな視点で見ていないからです。
患者さんと同列で話しているから、違うことを言っているように思えるのです。
医療者はもっと大きく物事を観なければいけません。
今回の方もちゃんとヒントを出してくれているのに、表現がおかしいから? そんなことを聞いた事がないから?か、医療者は無視しています。
それじゃ、真の膝の原因は見えてきません。
まぁ、分からないなら仕方ありませんが、、、。
患者さんの訴えは100%正しい
よく検査をして異常がないから「気のせいだろ」と一蹴する医療者がいます。
これは大きな過ちを犯しています。
その患者さんの訴えに真摯に耳を傾けると、その病態の姿がおぼろげながら見えてきます。
それが大切なのです。
患者さんの訴えは間違いません。
これは今までの経験上、絶対に言えることです。
一見、無関係に見えることでも、後々解決した時にはつながっているのですから。
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