【改善症例】股関節の痛み、肘の痛み Nさん ~三田市|西宮市|神戸市の整体・整骨・鍼灸~
Nさん
50代
女性
数週間前から右股関節が痛くて、お仕事で立っていられなくなってきた。お仕事が立って歩くことが多いので、なんとかならないかというご相談だった。股関節症の既往なし。
さらに、肘頭の少し上が痛いとおっしゃっていた。これもお仕事が影響しているらしい。物を持つ時に力を入れると痛いということだった。
股関節可動域は正常であるが、痛みで若干の制限は仕方ない。
【検査】
〇右股関節可動域:patrick++、fadire+、flexion+
〇圧痛点:R-groin-、gluteus medius++、gluteus minimus++
〇MMT:gluteus medius4-、gluteus minimus4-
〇代償作用:あり
〇異常姿勢:なし
〇異常歩行:trenderenburg若干あり
【治療戦略】
このような場合、たいていは殿筋を緩めていくと痛みは消失して、またお仕事に戻ることができる。しかし、このようなお仕事ではまた痛みがぶり返すし、その時は今より年齢が高くなっているので、同じ仕事量だと悪化しやすくなるか、重症度が高くなる。よって、仕事量を減らすしかなく、「老化だから仕方ない」とあきらめることになる。
でも、全くあきらめる必要はない。上のやり方は「ごく普通の治療」であって、当院は異なる。
治療戦略は痛みが出る前よりも、治療後のほうがもっと動ける、痛みが出ない体になることが目標となる。
【治療結果】
治療前 9/10
↓
治療後 1/10(10回目)
これが普通の治療なら何も珍しくない。ここには当院の一番の意味が隠されている。
それは、自分で痛みがでないお身体になってもらって、そのやり方をご自身が体得されているということ。
世の中にある「治療」と称されているものはすべて対症療法だし、それに頼っているとやがて悪化を起こす。それは年齢には勝てないからだ。
ただ、運動器に出る障害のメカニズムを分かっていると、悪化や再発を防ぐことは容易にできる。
せっかく当院に来ていただいたのだから、もうこのような痛みで悩まされないように、しっかりとご指導させていただいた。
書き忘れていたが、肘はもちろん改善してしまった。
☎予約関係専用電話 ※患者さま専用ダイヤル
a:502 t:3 y:0