【産後ケア】なぜ抱っこして椅子に座ると赤ちゃんはぐずるのか? ~神戸市北区の産後骨盤矯正、産後ケア、産後のマイナートラブルはお任せ!~

抱っこで座るとぐずる理由

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 神戸市北区で、ホンモノの産後ケアを提供しているもみの木整骨院です。

 通常の院で行われている産後の骨盤矯正やインナートレーニングでは解決しない、ホンモノのケアをご提供しています。

 今回は産後あるあるです。

 赤ちゃんが泣いていて、あやすのに抱っこしますよね。抱っこしていると疲れてくるので、ちょっと椅子やソファーに座りたくなって、座ったらまた泣く・・・

赤ちゃん抱っこ

 これ、よくあるんですよ。

 同じ抱っこをしているはずなのに、なぜ座らせてくれないの???

 実は、赤ちゃんの訴えが抱っこという訳ではないのかもしれませんよ。


赤ちゃんが欲しがっている刺激は・・・

 赤ちゃんの神経は、生まれたばかりではあまり育っていません。

 神経が育つには刺激が必要なのです。

 その刺激とは、嗅覚? 味覚? 視覚? 聴覚? 触覚?

 五感を思いつきませんか?

 でも、もっともっと重要な刺激があるんです。

 それはこの二つです。

✓ 前庭覚と呼ばれる平衡感覚の刺激

✓ 筋紡錘や腱紡錘と呼ばれる筋肉の伸び縮みを感じる感覚の刺激

 これら二つの刺激は生まれたばかりの赤ちゃんには極めて重要です。これらの刺激を受けることにより、それ以外の脳がどんどん発育するのです。

 特に前庭覚の刺激が欲しいときは、抱っこして揺らせ!と言います。言えないので、抱っこしながら揺らすとおとなしくなります。

 でも、座ると前庭覚への刺激が来ないので、ぐずるんです。

 筋肉の伸び縮みの刺激が欲しいときは、手足を自分で動かしているはずです。


ゆらゆら刺激や筋肉を使う刺激がどうつながるのか?

 ゆらゆら刺激(前庭覚)や筋肉伸び縮み刺激(筋紡錘・腱紡錘)がどうつながっていくのでしょうか?

 下の図をご覧ください。

皮質の発達に影響するメカニズム(前庭を強調)
資料提供:Kharrazian Institute : Childhood Developmental Disorder Course

 真ん中にある赤い四角の枠に囲まれた Vestibular System というのが前庭覚を表しています。

 揺らすことで、この前庭神経が刺激され、次に Cerebellum(小脳)へと刺激を送ります。

 小脳は運動に関して超重要な脳部位です。もちろん、運動だけではなく情動や社会行動などにも関与しています。

 そしてそこから反対側の Cerebral Cortex へとつながります。これは反対側の大脳皮質です。

 大脳皮質に刺激を送ると、今度は真下へと矢印が伸びていきます。

 Spinal Cord(脊髄)がありますね。ここは(-)となっていますから、抑制をかけるのです。

 その下に Dampen sympathetic response というのもあります。

 ここが重要です。これは訳すと「交感神経の抑制」です。

 つまり、最後は自律神経の興奮が抑制されて、落ち着くことにつながるのです。


ちゃんと抱っこすることで赤ちゃんの自律神経が整う!

 ですから、スマホを見ながら適当にあやしたり、座って抱っこしたりすると、十分な刺激が赤ちゃんの脳で起こりません。

 そこでぐずってくれると分かりますが、おとなしい赤ちゃんやぐずる力がない赤ちゃんは、揺らしてよ!というサインも出してくれないのです。

 すると、結局は自律神経が上手く育たなくなって、のちのち病気や障害など、困ることにつながりかねません。

 このような神経発育は2歳まで活発に行われます。大脳皮質の灰白質は8歳~10歳まで、白質は18歳~20歳ごろまで発育すると言われています。

 とにかく、2歳まではちゃんとした育児をして、神経を刺激してあげたいものです。

 そうすることで、やがて子供が大きくなってきたとき、健康に育つのです。

 子供のためならず、お母さんのためにも、2歳までは頑張りたいですね。

 もし、本当に産後の不調でお悩みである、また今後産後の不調で悩みたくないのでしたら当院にご相談ください。他の医療機関ではできないアプローチで、あなたの問題を根っこから解消します。

ゆらゆら抱っこでにっこり赤ちゃん


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