【発達障害】発達神経症の評価をするときに、なぜ原始反射を見るのか? ~発達の困り事を解決する三田市 | 西宮市 | 神戸市の機能神経学を応用した施術~

発達障害の神経評価で原始反射を見る理由

 神戸市北区では唯一、機能神経学を使って「発達神経症」の神経発育が足りないところを改善する治療院です。

 みなさんは赤ちゃんが原始反射を持って生まれてくることはご存じですか?

 ほとんどが脳幹の反射で、みなさんよくご存じなのはモロー反射ですね。

 物音に赤ちゃんが「ビクッ!」となる反射です。

 神経発達症の神経評価ではこの「原始反射」を確認します。

 それはなぜか?

 今回はそのことについてお書きします。


原始反射って、ぶっちゃけ何?

 反射って考えずに勝手に身体が動いたりすることを表します。

 膝のお皿の下をポンと叩けば、脚が上がりますよね。それも反射です。一応、伸張反射といいます。※脚気の検査で使われます

 さて、この反射は体のいたるところにあるわけですが、赤ちゃんが持って生まれて、通常なら必要がないので、消失する反射を「原始反射」というのです。

 赤ちゃんがおっぱいを吸うために、いちいち考えていてはいけませんよね。だから、吸啜反射という何かが口に当たるとそれに吸い付く反射があるのです。

 他には先ほど書いた、モロー反射。ビックリ反射とも言いますね。

 他には顔を向けた側の手足が伸びて、反対側の手足が曲がるといった非対称性緊張性頸反射。

 こういった反射はしばらくすると(半年から2年くらい)で消失します。


原始反射が消失するためには・・・

 さて、この原始反射、ある時期になると消失します。

 ですが、、、その反射に関わる神経が消失するというわけではありません。

 その反射は必要ないので、仮にその反射を誘発する刺激が加わっても、反射が出ないように他の神経部位が抑制しているのです。

 このメカニズムを表した図がコチラ。

神経発達の相互関連

 この図は神経の刺激が順々にどこへ向かうかということを表しています。

 まず、スタートは Vestibular system と Muscle spindle からです。下の図の赤で囲まれたところです。

皮質の発達に影響するメカニズム

 赤ちゃんは寝転んでいても手足を動かします。筋肉を動かして、筋紡錘Muscle spindle からの刺激を 小脳Cerebellum へ送ります。
 
 さらに 小脳Cerebellum から反対側の 大脳皮質Cerebral cortex へと刺激が伝わります。

 そこから真下に⊖抑制の刺激を出しています。

 そこに Suppress primitive reflexes とあります。原始反射の抑制ですね。

 つまり、ここまでしっかりと脳内の成長が起こってはじめて、原始反射が抑制されるのです。


原始反射が残存しているなら、、、

 原始反射が残存しているということは、この経路で何かしらの問題が発生している可能性があるということなのです。

 もちろん、原始反射が残存しているなら、もっと深く神経評価をしなければいけませんが、ひとまずは原始反射を消失させていく、原始反射統合ワークを行うことになるのです。

 残存している個々のワークの基本は、該当する筋紡錘や前庭系を刺激することです。

 まずは足りなかった刺激を積極的に入れて、子供の脳内で本来必要だった刺激で満ち足りた状態を作ってあげるのです。

 この原始反射が消失することを、原始反射の統合と言います。


原始反射の統合は、はじめの一歩

 さて、原始反射はほとんどが脳幹の反射だと言いました。

 神経発達症は原始反射を統合すれば良くなるのか?とお思いかもしれません。

 そんなに甘くはありません。

 原始反射統合は、はじめの一歩に過ぎません。

 その後、大脳基底核や小脳、右脳、左脳などの機能を細かく評価して、個々のプログラムに沿って治療を進めて行くのです。

 ですが、やはり原始反射がはじめの一歩であることは変わりません。

 このように、未来ある子供たちが「生きやすく」なるよう、当院では最新の知見から、薬などの副作用のない、本来の成長を促すような方法で、お子様の困り事を減らす取り組みをしています。


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