【ワクチンの是非】ワクチンを打っているのに毎年インフルエンザにかかる人 vs 打たなくても一度もかからない人 ── その差はどこで生まれているのか?

インフルワクチン打つべき?

ワクチンを打っているのに毎年インフルエンザにかかる人 vs 打たなくても一度もかからない人 ── その差はどこで生まれているのか?

毎年きちんとインフルエンザワクチンを打っている。

医師の指示にも従っている。

生活も、それなりに気をつけている。

それでもなぜか毎年のようにインフルエンザにかかる人がいます。

一方で、

「ワクチン? 打ったことないですね」

そう言いながら、一度もインフルエンザにかかったことがない人も、確実に存在します。

この差は、何なのでしょうか。

・運が悪い?
・体質の違い?
・免疫が弱いから?

多くの人は、ここで思考を止めてしまいます。

しかし、臨床をしていると、どうしてもそれでは説明できない場面に出会います。


ワクチンは「万能」ではない

これは事実です

まず、最初に確認しておきたいことがあります。

インフルエンザワクチンは、万能ではありません。

これは否定でも批判でもなく、医学的に前提として共有されている事実です。

・その年に流行するウイルス株と、ワクチン株の一致度
・接種する人の年齢
・接種時の体調、基礎疾患
・免疫の反応力

これらの要因によって、ワクチンの有効性は毎年変動することが分かっています。

だから、

「ワクチンを打ったのにかかった」=「ワクチンが無意味だった」

という話にはなりません。

実際、ワクチンの大きな役割の一つは、重症化や合併症のリスクを下げることです。

ここを否定する必要はありません。


それでも残る「説明できない差」

問題は、ここからです。

同じようにワクチンを打っている。
同じような生活をしている。
同じ地域に住んでいる。

それなのに、

・毎年のように高熱を出して寝込む人
・家族がかかっても、なぜか平気な人

この差は、どこから来るのでしょうか。

機能性医学ではこの問いを、こう捉えます。

違いを生んでいるのは、「ウイルス」や「ワクチン」そのものではなく、その人の“免疫が働く環境”である。


免疫は「強い・弱い」では決まらない

多くの人が誤解していますが、免疫は「強い・弱い」という単純な話ではありません。

実際の臨床では、

・免疫が過剰に反応しやすい人
・免疫が疲れ切って反応できない人

このどちらも「かかりやすい側」に入ります。

つまり重要なのは、

免疫が、必要なときに必要な分だけ正確に働けるかどうか。

この「質」の部分です。

睡眠不足の体で、免疫はちゃんと働けるのか?

研究では、睡眠不足の状態が続くと、ワクチン接種後の抗体反応が低下することが報告されています。

これはインフルエンザに限らず、複数のワクチンで確認されている傾向です。

考えてみれば、当たり前です。

・睡眠時間が短い
・夜中まで交感神経が高ぶっている
・回復する時間がない

そんな状態で、体に「免疫を作れ」と指示しても、余力が残っていないのです。

これは気合や根性の問題ではありません。

生理学的な限界です。


ストレスは「気の持ちよう」ではない

もう一つ、見逃されやすいのがストレスです。

心理的ストレスが強い人ほど、ワクチン接種後の抗体反応が低い傾向にあるという報告があります。

ここで言うストレスとは、

・忙しすぎる
・休めない
・常に緊張している
・不安が抜けない

こうした自律神経が休めない状態のことです。

免疫は、自律神経と密接につながっています。

交感神経が入りっぱなしの体では、免疫は「戦闘モード」に偏り、持続的な反応ができなくなります。


「炎症をため込んだ体」は、反応が鈍くなる

さらに重要なのが慢性的な炎症状態です。

・食生活の乱れ
・血糖の乱高下
・内臓疲労
・軽い炎症の積み重ね

こうした状態が続くと、免疫は常に“半分使われている状態”になります。

すると、本当にウイルスが入ってきたとき初動が遅れる。

結果として、「気づいたときには高熱」という展開になりやすくなります。


一度もかからない人は、特別なのか?

では、インフルエンザに一度もかからない人は、特別な体質なのでしょうか。

必ずしも、そうではありません。

臨床的に見ていると、

・よく眠れている
・回復する時間を確保している
・食事が極端に乱れていない
・慢性的な炎症をため込んでいない

こうした条件を満たしている人は、ウイルスに接触しても、発症する前に処理できる可能性が高くなります。

これは「強い免疫」ではなく、“無理をしていない免疫”です。


このシリーズで伝えたいこと

このシリーズでは「ワクチンを打つべきか、打たないべきか」という議論はしません。

それは医師と相談して決める話です。

そうではなく、

・なぜ毎年かかるのか
・なぜ同じ環境でも差が出るのか
・どんな体の状態だと、免疫がうまく働かないのか

それを構造として理解してもらうことを目的にしています。



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