【治療とは】ロボット技術による変形性膝関節症の手術
本日のテレビで「ロボットによる変形性膝関節症の手術」を紹介していました。
用事をしながら観ていたので、はっきりした数字が分かりませんが、医師の手のみによる手術だと、膝に人工関節をインプラントするときにズレが生じてしまい、そのせいで術後の成績が悪くなるということでした。
さらに、ロボット技術を使った手術では、前十字靭帯という膝関節には大変重要な靭帯を温存できるのです。
従来の人工関節置換術では、前十字靭帯を切り離してしまうため、自然な関節の動きができなくなり、痛みは取れるが元通りとは程遠いということでした。
こう聞くと「ロボット技術による手術」が一般的になれば、人工関節にしても大丈夫なのでは?と思わされますが、テレビは良い面だけをクローズアップして報道しているので、従来の医師の手のみのズレが残る手術よりは大丈夫でしょうけれど、何があるか分かりません。
「手術しないで済む方法はないのか?」
これが患者さんの本音でしょう。膝の破壊がある程度進むと手術は避けられません。
しかし、これだけ医学が発展したのにもかかわらず、手術をしなくてもいい予防方法はそれほど発展していないのは残念なことです。
いつも私が思うのは、手術を受けなくてもいいように、体に不自然な金属を入れなくてもいいように、日頃から膝のケア・お手入れをして、人生自分の骨で最後まで歩きたいものです。
当院では、最後まで自分の脚で歩くために、「痛み」を取るだけの除痛施術だけはなく、「あなたの本来の膝」を手に入れるためのご指導までキッチリとさせていただきます。
ぜひ膝のお手入れを行って、病院のお世話にならないようにしましょう。
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