【改善症例】変形性膝関節症 Tさん ~三田市|西宮市|神戸市の整体・整骨・鍼灸~
Tさん
69歳
女性
当院に通っていただいている方からのご紹介でいらっしゃいました。
着付けの先生をされている方で、所作が美しくこちらがかしこまってしまうくらいでした。
その先生が膝が痛くなり、正座もできずライフワークとされていた「着付け」のお仕事ができなくなりそうだったのです。
何とかしようとして病院へ行かれました。
整形外科で「変形性膝関節症」と診断。愕然としたそうです。
「もう仕事はあきらめないといけないのか・・・」
でも、ヒアルロン酸注射の治療をし始めて、何とかなる!と自分を奮い立たせて数回の治療を終えたところ・・・
「痛みが全然引かない。やはりだめなのか・・・」
そんな事情をお知り合いの方(当院の患者さん)に話したところ、当院を勧められてご来院されました。
ひと口に変形性膝関節症とは言っても・・・
みなさんは変形性膝関節症というと、どんなイメージでしょうか?
病態は一人ひとり違います。
しかも、医学的分類でも重症度のグレードがあるのです。
以下にそのグレードをご紹介します。
グレードⅠ:骨棘の可能性、関節裂隙狭小化の疑い
グレードⅡ:明確な骨棘、関節裂隙狭小化の可能性
グレードⅢ:中等度で複数の骨棘、明確な関節裂隙狭小化、骨硬化、骨端部変形の可能性
グレードⅣ:大きな骨棘、著明な関節裂隙狭小化、高度の骨硬化、明確な骨端部変形
このように、下になればなるほど重症になります。
ですから、単に「変形性膝関節症」といっても、グレードⅠとⅣとでは大違いなのです。
痛みを拾う組織と骨の変形は関係ない
さて、今回のTさん、膝関節の硬さや可動域、外から見た変形の度合いなど、いろいろ検査、触診をしました。
膝関節周辺の軟部組織は柔らかいし、痛みがあるものの可動域も割と確保されている。関節内側は若干の変形を呈していて、膨隆があるものの圧痛などはない。
これらの評価から「改善の余地は十分にある」だったのです。
アライメント異常と痛みを拾う組織の治療
実際の治療は、
⑴ 下腿内旋症候群
⑵ 関節周辺部炎症
この二つです。
簡単に説明すると、歪みを正し、柔軟性を取り戻すことです。
そして、最終的に悪い状態に戻らないように「特定筋のトレーニング」を行いました。
すると、あきらめかけていた「着付け」のお仕事がまたできるようになり、正座も大丈夫になりました。
変形膝関節症
膝が痛く腫れてきたので整形外科に行き変形性膝関節症と診断され週一回ヒアルロン酸の注射を五回治療して完了しましたが、なかなか良くならず日常生活、着付けの仕事も支障が出て、できない動作、痛みに落ち込む日々が続きました。その時に知人からもみの木整骨院さんを紹介してもらい来院させて頂きました。トレーニングのやり方、歩き方、からだのしくみ等のご指導とあたたかいお言葉に心癒され、おかげ様で辛かった膝も良くなってきました。諦めかけていた仕事をもう一度頑張りたいと思いました。これからは自分の時間を作り御指導して頂いた事を守り身体を大切にしていこうと思いました。皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
※ご感想はあくまで個人的なもので、全ての方に同じような効果を保証するものではありません。
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