【代表が思う今】整骨院、健康保険が使えるの? ~ここが変だよ日本の医療~

つれづれなるメッセージ20230715

このコラムは不定期に心に移り行くことを、当てもなくダラダラと綴ったものです。

どんな施術者か? どんな人間か?

私たちの仕事は、みなさまの大切なお体に触れる仕事です。

他人の体に触れる仕事なんて、普通はあまりありませんよね。

ですから、治療技術や治療法うんぬん以前に、どんな人間が自分の体を触れて治療するのか、という疑問に少しでもお答えし、不安をなくしてからいらっしゃることができるよう、このようなコラムを書いています。

どうかご参考にしてください。


整骨院・接骨院は不正請求で成り立っている業界である

当院はホワイトです。

つまり、不正請求はしない整骨院だということです。

「え? 不正しないって、普通はそうなんじゃないの?」

こうお思いかもしれませんが、健康保険の患者さんが多い整骨院・接骨院では100%不正請求をしています。

現に当院の健康保険適用率は、全患者さんの3%に満たないです。

そもそも、整骨院や接骨院で保険が適用される要件は、

〇 新鮮外傷(最近のケガ)

であることが条件です。

でも、肩こりや腰痛の人が整骨院に通うことは多いですよね。

人生で「捻挫」や「だぼく」をすることはそうそうありません。

でも、ず~っと「肩こり」や「腰痛」の方は山ほどいらっしゃいます。

でも、そのようなものは外傷ではないので保険が効かないんですね。

ところが、数百円で整骨院で「治療(みたいなこと)」をしているんだ、という方はいらっしゃいます。

この場合、健康保険が使われていて「頸椎ねんざ」や「肩関節ねんざ」といった不正請求が行われています。

もし、この不正請求ができなくなれば、整骨院の大多数は閉院に追い込まれるくらい、不正が普通に行われている業界なのです。


誤解されている自費治療

当院では自費治療をご用意していますが、、、

その「自費」という言葉を誤解されている方がいらっしゃいます。

それは「自費」「実費」治療とは、「保険治療の内容と同じことを自費で行う」と思い込んでいることです。

そんなバカな!

保険が効くなら保険で治療します。それは急性のケガの治療です。

でも、そうじゃない。

神経痛とか、機能性の腹部疾患とか、精神疾患とか、そういったものを東洋医学や整体などで良くしたいなら、保険など使えないのが当たり前でしょう。

公的健康保険があるがゆえに、あまりにも何でも保険がきくと思い込んでいる人が多すぎます。

こういった大事なことは義務教育で教えるべきです。

当院にも、明らかに保険など使えない「うつ、めまい、頭痛」などで電話をしてこられて、「保険は使えません」とお答えすると、電話を切られる方がたくさんいらっしゃいます。

そしてもう一つ、大きな理由があります。

それは「国が契約書のない保険に強制的に加入させている」からです。

今、私たちが加入している健康保険は約款も契約書も何もない、給料から「天引き」されて「盗られた」という感覚になる保険です。

勝手に無理やり強制加入させられる保険です。

この世に、契約書もない保険って、あります???

契約書がないから、どのくらいのカバレッジかもわからない。

この不透明な契約書もない健康保険のせいで、日本の医療は無茶苦茶です。

患者側は健康に良いことを、保険の加入により安く提供されている気になっているだけで、救急医療や感染症への治療を除いてはスッカスカの内容であることを覚えておかなくてはなりません。


保険が使える、使えない条件

本当は不正になりますが、保険が効く理由として整骨院で言われることがあります。

「痛みがあれば保険が使える」

これは一見正しそうですが、間違っています。

この言葉で「保険適用」で肩こりを施術していた人が、実際に当院に来られたこともあります。

よくある話です。

いつまでこんなことをしているのでしょうか。

療養費(患者さんは健康保険料と思っているが、整骨院や接骨院で支払われる料金は「療養費」と呼ばれるものです)は安く、その安い療養費で「治療ごっこ」をしているのではないでしょうか。

もっと社会をクリーンにしたいと当院は考えています。

健康保険料を無駄に接骨院や整骨院の不正で使われて、本来受けるべき医療を受けられないことになってはいけません。

また、いたずらに健康保険料の値上げにもつながりかねません。

まだ整骨院・接骨院の保険適用についてご存じない方は、当院のページにアクセスしてください。

健康保険についてのページはこちら


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